雑誌寄稿や書籍出版(電子書籍を含む)

著者という立場を手に入れる。

特に講師業やコンサルタント業の人には有効な手段です。
とはいえ、難易度も高めです。

著者と言う立場が手に入る媒体で、
難易度順に並べると

商業書籍出版 > 雑誌記事寄稿 > 自費出版 > 電子書籍出版

となります。

ちなみに、
「著者という立場を手に入れる」にあたり、
最も大切なことは、
「著者として食べていく」のか、
「著者としての立場を利用して集客していく」のか、
どちらか目的を明確にしておくことです。

これはYou-Tubeチャンネル開設時にも共通しますが、
「You-Tuberとして食べていく」のか、
「You-Tubeへの投稿動画を通じて集客していく」のか、
この違いは、その後の運用に大きな違いになっていきます。

みなさんは恐らく…

 「著者としての立ち位置を利用して集客していく」

ことが目的になると思います。

その場合、
取りうる戦法は2つです。

① 雑誌記事寄稿を通じて、専門性を積み重ねていく。

② Amazonkindleで電子書籍出版をして、口コミを集めて信頼性を高める。

この2つとなります。

① 雑誌記事寄稿を通じて、専門性を積み重ねていく。

各業界に専門誌というのがあるのをご存じでしょうか?
月刊「飲食店経営」とか、
専門誌「製菓製パン」とか、
アパレル業界誌「ファッション販売」とか、
月刊誌「バンクビジネス」とか、
月刊「商業界」とか…
聞いたこともない雑誌名がぞろぞろ出てきます(笑)

あなたの業界にも(ほぼ)必ず業界紙があると思います。
あるいは、あなたのビジネスが人間関係やメンタルに関するものであれば、
どの専門誌でも連載できるチャンスはあります。
「上司」と「部下」の関係性やマネジメントは永遠のテーマですし。

専門誌の世界を引き寄せるには、
寄稿したい雑誌社を突き止めて、
企画書とサンプル原稿を手に飛び込み訪問から始めるのが定石です。
とはいえ、なかなか寄稿を勝ち取れません。

そこで私が取ったのは、
「雑誌の筆者養成講座」なるものを受講して出版社の担当者を紹介してもらう方法です。
結果、私は2022年に雑誌「美容と経営プラン 10月号・11月号」に連載寄稿しました。
この「雑誌の筆者養成講座」は確か30万円ほどの受講料でしたが、
10社以上の出版社の各専門誌担当者と顔つなぎさせてくれて、
最後には、雑誌編集者を前にしてプレゼンまでさせてくれるものでした。
雑誌編集者さん達も、ニューフェイスを探しているので、
受講生何十人もを一度にオーディションできるのが魅力で集まっているようでした。

同期では、
「雑誌の筆者養成講座」終了後に4~5つの雑誌で連載するまでになった人もいました。

特に関東圏に在住で、
雑誌編集者と密にコンタクト取れる人が向いています。

雑誌寄稿は1記事2~3万円程度の安い報酬ですが、
一定の著者としての立場が手に入りますし、
連載を続けられれば(最高難易度の)商業出版の声がかかるようになるかもしれません。

そこまで見据えて、地道に取り組み続けられる人には、
ものすごくおススメです。

ちなみに、私には向いていませんでした(笑)

② AmazonKindleで電子書籍出版をして、口コミを集めて信頼性を高める。

Amazonの電子書籍サイトであるAmazonKindleでの電子書籍出版は、
費用的にも実務的にも最もハードルが低いです。

AmazonKindleで電子書籍出版をするには、

まず、
「書籍内容を作成する」ことが必要です。

パソコンで(メモ帳のような)テキストエディタを使用して、
パートごとに分けて作成するとスムーズです。
間違ってもWordなどで全編書き連ねてしまうなどすると、
あとで電子書籍化する際に、
非常に効率が悪くなります。

ここからが電子書籍発行の実務です。
①Amazonアカウントを作成する(お買い物アカウントをそのまま使ってもOK)

②KDPアカウントを作成する(電子書籍発刊専用のアカウントです)
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200620010

③きちんとしたフォーマットの電子書籍を作成するには、
Sigilというソフトを使用して、EPUB形式という書式でファイル作成します。

Sigilは、
電子書籍作成に特化したWordだと理解すればわかりやすいです。

SigilはGitHubで無料公開されていますので、
https://sigil-ebook.com/
から、Sigil(シジル)をダウンロードして触れるところから始めるといいでしょう。

表紙や目次、各章ごとに作成できるようになっていて、
この作業の際にパートごとに分けてテキストエディタで内容を作成済みだと効率的なのです。

Sigilで作成したファイルをパソコンなどに保存すると拡張子が「.epub 」となります。
この形式だと作成した本文のレイアウトはもちろん表紙デザインやリンクURLなど全てが問題なく、
AmazonKindleにアップロードでき、きちんと反映されます。

余談ですが、
Wordで作成した前編書き連ねた作品も、
AmazonKindleではアップロードできます。
ですが、
デザインやレイアウトが崩れてしまったり、
それをKindle側を操作して編集するのはとても手間だったりするので、
私はSigilでのEPUB形式での電子書籍作成および編集を強くおススメしています。

電子書籍発刊については、
別講座でテンプレートを含めてご案内していますので、
必要に応じて、そちらをご利用ください。

また、
電子書籍は発刊がゴールではありません。
今回は、
「AmazonKindleで電子書籍出版をして、口コミを集めて信頼性を高める。」
ことを目的としています。

電子書籍を出すだけなら誰でも労力さえかければできますが、
口コミを集めないと、
せっかく苦労して作成した電子書籍が集客マシーンになってくれません。

ここでも大切になってくるのがオファーです。
「口コミ書いてくれたら、〇〇を差し上げます」みたいな魅力的なオファーがないとダメです。
プレゼントは「口コミを書いてでも欲しくなる」ものでないといけません。
PDFでノウハウを小出しにしたようなレベルでは、
今のお客様は反応・行動してくれませんので肝に銘じておいてください。

わかりやすく言うと、
価値にすると5千円や1万円以上するものを差し出すイメージです。
しかも、あなたの電子書籍読者が喉から手が出るほど欲しいもので…

「そんなもの用意できない!」と中途半端なプレゼントをとりあえず用意するなら、
「Amazonギフト差し上げます!」のほうがよっぽど効果的です。

ちなみに、
口コミのお願いは、
電子書籍内でお願いするもよし、
キャンペーンを展開して、
そのキャンペーン中で告知するもよしです。

電子書籍内で告知する場合の注意点があります。
オファー提供するプレゼント内容は不変のモノではない可能性があります。
ですが、
書籍に「○○あげます」と明記すると、
特典を変更するごとに、電子書籍を編集しなおして、再度アップロードするなどの
かなりの手間が発生してしまいますのでおススメではありません。

書籍には、
「特典ご紹介専用ページ」なるURLを掲載しておいて、
その専用Webページ側を変更するようにすれば、
特典提供の運用がしやすくなります。

この口コミ集めですが、
「サクラばかりだとAmazon利用者やAmazonに怪しまれるんじゃないか?」
と不安に思われる方もおられると思います。
ですが、心配ご無用です。
あなたが口コミを集めて、何百件、何千件もの口コミがあつまるなら、
その不安は的中しますが、
必死に口コミをお願いしても100件もあつまるかどうかなら、
その心配は不要です。
私の電子書籍では、
3万円レベルのオファーをつけて口コミ集めましたが、
集まった口コミは数十件レベルです。
chrome拡張機能でサクラチェッカーを入れて確認しても、
まったくサクラ判定されないレベルでした。

あとは、
KDPで実際に書籍発売する際に、
AmazonKindleUnlimitedに登録しておくことを強くおススメします。
このサービスはAmazon利用者が
月額980円(キャンペーン時を除く)で申し込むサブスクで、
AmazonKindleUnlimitedに登録してある電子書籍を無料で閲覧できるサービスです。

無料であっても閲覧されるとわずかな印税があなたにも入りますが、
目的はそれではなく、
無料であれば、あなたの電子書籍を読んでくれる人が増えるということです。

いわばAmazonKindleUnlimitedが勝手に集客してきてくれるようなもので、
その意味で、あなたも必ず登録しておくべきです。
電子書籍をアップロード後に設定できます。

最後にひとつ大切なことを付け加えます。

雑誌寄稿や書籍出版は「キャズム越え」に非常に有効です。

「キャズムって何だっけ?」となった人は、
DAY57 顧客の基本構造を理解する」を復習なさってください。

あなたのビジネスを軌道にのせていくのに、
必ず変化する顧客層へ対応しなければなりません。
その際に、権威性のある雑誌への寄稿実績や
口コミがある程度ある書籍が、
キャズム越えの橋渡しをしてくれます。

このことからも、
雑誌寄稿や書籍出版に興味がある人は、
早めに取り組み始めることをおススメします。

今回は以上となります。

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